HMA 1/144 JAS39 グリペン レビュー
はいこんにちは!由紀夫です(ง°̀ロ°́)ง
今回はHMAさんのグリペンのレビューをしていきますよ
まずは箱です
シンプルな薄い白い箱に入ってます
こういった箱はネット販売のキットならではのものですね、店頭で販売されている模型の箱とは違った雰囲気で面白いです( ´ω` )/
中身はこちら
丁寧にランナー毎に袋分けされています
内容物は
ランナーⅹ2
クリアーランナーⅹ1
デカールⅹ1
説明書ⅹ1
以上になります
ランナーに番号が振ってないですがそこまで複雑なものでもないので問題ないでしょう
なかなか綺麗なモールドが入ってますね、若干太めですが筆塗りモデラーの私としてはありがたいです笑
武装はそこそこ充実してますね、ミサイルが3種類付属してるみたいです、これは嬉しい!
ぉぉおおお!!私のレビューではいつも足周りのことに注目しがちですが今回の車輪は特に目が離せない!ホイールのサイズやモールド、分割線の位置などがかなり好みですね!
タイヤは恐らくですが自重で変形した形を再現していると思われます、いやーこだわりを感じますね
そしてあのタイヤのインパクトをゆうに超えてくるエンジンノズル!!!!このノズルだけ何個も欲しいくらいです笑
どこのメーカーのエンジンノズルものっぺりしていて迫力に欠けますがこれはオーバースケール気味にノズルのパネルを表現していてかなりカッコイイです
お次はクリアーパーツ
程よく薄いですね、ちゃんとアンダーゲートになってますし全くもって文句のつけようもないです笑
デカールです
特定の部隊のものという訳ではなく、どうやら自分で数字を組み合わせて貼らなければならないようです
Google先生の力を借りなければいけないですね…チョットメンドイ(´Д`;)
最後に説明書です
ランナーに数字が振られていないため説明書には手順を示す以外の数字が全く出てきません、見た感じLEGOの説明書に近いものを感じますね☆d(´∀`*)
まぁフィーリングでなんとかなるでしょう
と思ったのもつかの間、説明書をよく見てみると塗装指示やデカールの貼り付け位置等の情報が一切見当たりません…しかし情報なんてネットに幾らでも転がっているのでそれを頼りに塗ったり貼ったりすれば何とかなるはず…
というわけで早速組み立ててみたいと思います!
このキットはABS製ですがミスターセメントSPという接着剤を使用する事で普通のプラモデルと同じように作ることができます
コクピットをランナーから切り離して、パーティングラインをデザインナイフでこそぎ落としました
塗装色の指示はないので自分の独断と偏見で色を決めていきます笑
コクピット全体の色はMr.Color18番
シートのクッションはMr.Color122番
シートの頭部のクッションはMr.Color121番
シート脇のスイッチ類が並んでいる部分はMr.Color306番
シート側面の赤い警告マーク?はMr.Color327番
というふうにして塗ります
同時に機首パーツの内側もMr.Color18番で塗っておきます
塗りました、なかなかいい雰囲気です
塗料が乾いたら説明書に従ってコクピットと機首を組み合わせます
ここの組み立ては何も気にせずサクッと組めました
次にエアインテークを機首に組み合わせます
ここで筆者は1度エアインテークの左右上下を間違えて接着しかけたので皆さん説明書の絵をよく見ながら注意して組み立てて下さい笑
それが出来たら今度は胴体の上下を貼り合わせます
さらに上下を組み合わせた胴体とを機首部分と合体させます…が!
ここが最初の難関、ここの作業はすり合わせをしっかりしないとエアインテークから胴体
にかけてのラインに段差が出来てしまうので要注意です、胴体側のパーツを少しずつ削りながら調節しましょう、何度もヤスリやデザインナイフでピタリと合うまで調整すれば完成度がかなり上がりますから頑張りましょう╰(‘ω’ )╯三
次にノーズコーンを接着します
ノーズコーンにはガイド用の出っ張りが着いていますがそれを切り取り、紙やすりで接着面が平らになるように削った方が隙間が少なく見栄えが良くなります
コツとしては大根おろしのように紙やすりではなくノーズコーンを動かして削ると平らな面を作ることが出来ます
機体にピタリと合うまで削れたら接着しましょう、意外と頑丈にくっつきます
続いて垂直尾翼を取り付けます
垂直尾翼の根元にはある程度の溝ができますが塗装すると目立たなくなるので修正したい気持ちをぐっと抑えましょう、余程腕に自信がある方でないとパテを使った溝の修正には悲惨な結果が待ち受けています(経験者談)
まぁ失敗しないと模型は上手くならないのでどうしても隙間を埋めたいという方は止めませんがヽ(´Д`;)ノアゥ...
エアブレーキはこのキット最大の難所ですがデザインナイフで調節したりMr.セメントSPで溶かしながら上手くはめてあげましょう、エアブレーキを取り付けたらエンジンノズルを取り付けます、ノズルと胴体の隙間も塗装するとそこまで目立たなくなるので触らない方がいいかもしれません笑
画像を見ると既にカナード翼を本体に接着してしまっていますがカナード翼はランナーから切り離さずに塗装して、完成直前に本体に取り付けた方がいいと思います、塗装や他の作業中めっちゃ邪魔だったんで(経験者は略)
脚とパイロン、キャノピーを付けたら次は機体の塗装に入ります
機体の塗装には
下面Mr.Color338番
上面Mr.Color306番
を使用しました
塗装の境界線はフィーリングでやりましょう、一応参考に私が作ったものを載せておきますが資料的価値はほぼ無いです笑
また航法灯などは
Mr.Color313
Mr.Color323
Mr.Color327
を使用しました
エンジンノズルは
Mr.メタルカラーのステンレス
で塗装しました
武装は適当に組み立て塗装します
1番大きいミサイル
Mr.Color305番
先端のみMr.Color18番
太めのちっこいミサイル
白ならなんでもいい
サイドワインダーっぽい形のミサイル
白ならなんでもいい
先端のみMr.Color18番
とこんな感じで塗りました
ミサイルに関してはほんとに適当なのでちゃんとしたものが作りたい人はネットで画像検索をするなり1/72等のプラモデルの説明書を参考にするなりしてください
次にデカールを貼ります、かなり薄くて印刷も綺麗なデカールですがのりが弱めなのでマークセッターを使用することを推奨します
皆さんデカールの貼り付け位置が分からなくて困るかもしれないのでエフトイズの説明書を参考画像として貼っておきますね
最後にスミ入れをして綺麗に拭き取ったら完成です!!
いやーカッコイイ!!!!
素晴らしいキットです、レ〇ルの古いなんちゃってグリペンではなく本物のグリペンです!
ABS製とはいえMr.セメントSPのお陰で普通のプラモデルと同じように組めるのでABSという所で引っかかっている人は心配しなくても大丈夫です笑、また塗装に関しても普通にサフ無しでMr.Colorで筆塗りが出来たのでほんとにABS製ということは気にしなくて大丈夫です
今回のキットの総評
説明書に塗装指示等が無かったのは残念ですが1/144唯一のグリペンのキットとして相応しい出来のプラモデルだと思います、すり合わせさえ丁寧にこなせばパーツが歪んでいて合わないなんてことはないので安心して組めるものでした
とこんな感じですかね、初心者には難しいキットかと思いますが2個セットなので1個目はダメにしてしまう位の気持ちでスキルアップ用に購入してみてはいかがでしょうか、また上級者の方は合わせ目を全て消したり筋彫りを1からし直しても面白いかも知れませんね
キットの購入はこちら↓
接着剤の購入はこちら↓
ということで今回のレビューはここまで!
次回はどうするか全くもって未定です笑
まぁ書くことには変わりないので次回もまた見て下さいね( ˘ω˘ ) スヤァ…