バロム 1/144 フォッカー D7(Fokker D.VII) レビュー
どうもこんにちは由紀夫です!
今回は初めてのレシプロ機、しかも一次大戦の複葉機でございます。
皆さん1度は目にしたことがあるでしょうこのメーカー、バロムの1/144フォッカーD.VIIを紹介していきます!
目にしたことがあるだけで買った人は少ないはず、組んだ事ある人はなお少ないはずなので私が一番乗りで紹介してやろうという寸法であります。
てなわけでまず中身なんですがなんとこちら4機セット、お買い得だねヤッター!
スパッドXIIIとフォッカーD.VIIがそれぞれ2機づつはいっていましてデカールはそれぞれ4機分、計8機分も入ってます、これでデカールがなくて困ってた1/144の複葉機が作れますね!!
(そもそもそんなんで困ってるやつはいねぇ)
今回はフォッカーD.VIIのみの紹介とさせていただきます。
袋の中身はこんな感じ
デカール×1
プラランナー×2
エッチングシート×2
説明書×1
という感じです(画像は1機先に組んじゃったのでランナーとエッチングシートが1セットありません)
先ずは説明書、支柱や操縦装置のエッチングパーツの取り付け指示がWW1の夜間飛行並の不確実さを醸していますが大丈夫なんだろうか…
あと尾翼がキットのパーツと違う形のものが説明書にあるんですけどかなりアバウトな感じですね、まぁランナー1枚だし単純な飛行機なんでなんも問題ないです。
続いてデカール
この複雑な迷彩を1/144で手作業でやると確実に死ぬのでデカールが付属してるのは超絶ありがたいです、バロム最高!!
ただし余白大きめなのでデカールの性質によっちゃめっちゃ貼りにくそうなのがネック
このキットなんとかの有名なヘルマン・ゲーリングの搭乗機のデカールがあるんです!純白の機体なので塗装も楽チン、2機のうち1機はゲーリングのやつを作ることに決定!
ほんでメインディッシュのプラランナー
筋彫りはお世辞にもシャープとは言えないっすね、縁もちょっとよれててうーんって感じ、機関銃もよくわかんない棒みたいになってます
明らかに相方のスパッド君の方が造形に力入ってんだよなぁ…ドイツ嫌いなのかな?
(珍しく褒めるところがなくて困ってます)
まぁ組んでみないとプラモってのは分かりませんから、批評は組んでからします!(キティー○ークを見ながら)
最後にエッチングパーツ
エンジンが金属なのはめっちゃアツいですね!!
男心分かってますよコレは
にしてもこのエッチングパーツめっちゃ分厚いです
0.32mmもありました、普通のエッチングパーツの1.5倍くらいの厚みです
デザインナイフの刃をたくさん用意しないと足りなくなりそうですね笑
以上が箱の中身の解説でした、いよいよ組んでいきます!
胴体と尾翼を組立ました(ました工法)
すり合わせしっかりすればちゃんと形になりますねこれ
座席とエンジンのエッチングパーツが入るところは結構削りました、ネットで実機の画像とか1/72のキットの画像を参考に加工することをおすすめします
意外と悪くないかも知れません
続いて下の主翼のすり合わせ
胴体と接する面を
1段低くしたのと角の面を取りました
これで胴体と主翼の間の隙間は消えます
裏側はどうせ車輪とか支柱が着いて見えなくなるので今回は隙間埋めません(だって面倒臭いじゃん)
ここで支柱と上面の主翼を取り付けるとデカールが貼れなくなって詰むので、先に塗装&デカール貼り付け
デカールが厚めなので隠蔽力めちゃ高いですね
下面主翼の表側と裏側はマスキングしなかったんで黒と赤でまだら模様になってたんですが一切透けませんでした、すげぇ
この大判デカールはマークソフターを適量使用することでかなり柔らかくなり、複雑な形状に難なく貼ることが出来ました、やるやんバロム!! (何様やねん)
ただし1回クシャッとなったらどうしようも無さそうなので慎重に作業するように
工程としては最初に裏から貼った方がいいです、主翼がちゃんと翼断面を再現しているので裏の方がデカールが余ります、先に表から貼ってしまうとはみ出した裏のデカールが表にこんにちはしてしまうので気をつけましょう