HMAGARAGE 1/144 F-15改 イーグルプラス レビュー

 





はいこんにちは由紀夫です!

またしてもかなり期間が空いてしまいました、っていうか1年たってますね。大丈夫です、由紀夫生きてます笑

 

 

御託は置いといて今回ご紹介するのは

HMAGARAGE製 1/144 F-15改 イーグルプラス です。

 

 

ファンが長年待ち望んだイーグルプラスが遂に立体化されました、いやぁ嬉しい!

 

まずは外箱


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大きな箱に綺麗な印刷がされています

まるで映画ポスターのようなデザインです

夜景をバックに飛行するイーグルプラス、レーダー画面の表示などかなり凝ってますね…めちゃんこかっこいい!


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裏側は爽やかな青空をバックにF-15改を真正面から眺める構図になっています

 

どうやら映画版と設定画板、どちらか選んで組み立てられるようです


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今のどきのキットらしくパッケージに載せきれなかった作品の情報をQRコードからスマホ等で見られるようになっていますね

 

 

次いで中身です


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開けてびっくり、プチプチに入っていました!

 

 

量産されているプラモでは初めて見ました、梱包から気合いの入り具合が伺えます

(ぜんぜん関係ないけどズベ〇ダもこの梱包を見習っておくれよ!)


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内容物は

プラランナーⅹ2

リアランナーⅹ2

説明書ⅹ1

デカールⅹ1

真鍮製エアブレーキ支柱ⅹ1

 

キットの総パーツ数は51個です

 


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ちなみに全てのランナーが別々の袋に入っていました、絶対キットに傷をつけないという想いが伝わってきます

 

キャノピーの傷はコンパウンド等を持っていない初心者モデラーには致命傷ですから、厳重な梱包にとても好感がもてます。

 

 

では一つ一つ細かく見ていきましょう

まずは説明書から


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説明書は過去に紹介したプラモデルの中で最大のサイズ!フルカラー印刷でとても見やすいです



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色々なところに遊び心を感じますね



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説明書によると映画版と設定画版の2種からうち1つを選んで組み立てることができるようです、カナード垂直尾翼、尾翼が1セット丸々余るってすごいなぁ、他のキットにカナードだけ移植したりとかして遊べる!

 

カラー指定は例によって無いので自分で調べて頑張りましょう笑

キャラ物の色って下手に指定したりするとややこしいのでこの場合は指定無しで大正解な気がします、見え方は人それぞれ違うからね()

 


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デカールの貼り付け指示も最低限のところしかないですね、残りはあくまでオマケ、もしくはディテールアップ用という位置づけなんですかね?

 

次はデカールです

デカールはとても綺麗な印刷で日の丸の白枠のズレなどもありません、コーションもバッチリです


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機番と部隊マークは大小2種類が用意されていて個人のイメージに合うサイズを選べるようになっています

 

また、日の丸とコーションもロービジとハイビジの2種類が用意されていてモデラーの想像力が試されてますね笑

 

続いてクリアランナー


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こちらはHMAGARAGEさんの前作のファイヤーフォックスに引き続き、2個入りのキャノピーになっています

 

 

キャノピーが2つ入っていることでマスキングに使えたり、塗装を失敗した時の保険になったりオープンキャノピーへの改造のハードルが下がったりと、とにかくいいこと尽くしです!

 


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造形は枠が細く、しかしくっきりとしていて筆塗りがとてもしやすそうです

マスキングゾルでのマスクもしやすそうでGood!

 

Ω型ではないもののかなり実機に近いですね

 

次はプラランナーです


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うおおおおぉ!ヤベェ、めっちゃかっこいいぞこれ!!

 


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主翼の捻りがしっかりと再現されています!


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さらに胴体下部のパーツを見るとなんとダクトが再現されています、ホントに1/144か!?
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ファンブレードも当然のようにパーツ化

半埋め込み式ミサイルもかなりシャープで美しいです


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座席の肘掛け?もかなりシャープ、どんな金型なんだこれ…パイロットもきちんとブーツやヘルメット、対Gスーツのポケットまで識別出来る精度です

惜しむらくはパイロットのお腹がヒケてしまっていること、出来がいいだけに気になりますね(機体に載せたらお腹なんて見えなくなってしまうんですけどね笑)

 

 

抜きの関係でランナーに対して垂直になっているノーズコーンは先端が潰れないようにシリコンチューブで保護されていました

 

 


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機首のパーツも筋彫りが太すぎず細すぎず、ちょうど良い塩梅で入っていて見ていて気持ちがいいですね

 


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さらに特筆すべき点はこのランディングギア、驚くべきことになんとタイヤとホイールが別パーツです!!!!

前脚もですよ、信じられますか?

 


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しかもホイールのモールドは超精密!!

 

300を超える1/144プラモデルを見てきましたが1/144の戦闘機でこれをやってるのは本当に初めて見ました、えげつないです、そして素晴らしい!

 

ここの分割になんの意味があるの?というそこのあなた

 

1/144の戦闘機のタイヤを塗り分ける際、マスキングしてみたり、筆でちまちまやって結局上手くいかなかった経験はありませんか?(由紀夫はよく失敗します)

 

しかも缶スプレーモデラーの場合、ランディングギアとホイールに白を塗ったあと筆でタイヤを塗ろうとすると下の白が溶けて浮いてくるなんて事も起きます

 

 

しかし!ここが別パーツになっていることでそんな悩みとはおさらばできます!!

ランディングギアに白を、タイヤに黒をそれぞれ塗ってから組み合わせるだけでプロモデラー顔負けのくっきりした塗り分けが誰でも実現できるんですね、こいつはすげぇや!

レジン製のアフターパーツなどではちょくちょく見るこの分割ですが量産プラモデルでは本当に初めて見たので興奮冷めやらぬといったところ

 

何気に前脚のランディングギアのライトがきっちり2つ半円状に抜けているのもえげつなかったりします
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続いて機体のモールドですが

私の持っている1/144のF-15と比較すると

 


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モールドの量

技MIX>エフトイズ>レベル>HMA>カフェレオ>LS

 

 

線の細さ

カフェレオ>>>>>>>レベル>HMA>技MIX>LS>エフトイズ

 

といった感じでした

各社かなり細かくモールドが入っています