マイクロエース(LS) 1/144 F-15J

はいこんにちは由紀夫です、お久しぶりですね笑

 

積もる話がない訳では無いですが長い前置きは100%悪なので早速レビューに移って行きましょう。

 

今回レビューするのは1/144界伝説のメーカーLSの金型を使ったキット、マイクロエースのF-15Jです。

 

LSのキットは実機の雰囲気をよく掴んでいる造形が特徴でモールドこそ最近のキットには敵いませんが今でも第1線で充分活躍できるポテンシャルを持っています、もう断言しちゃいます。

 

さらに付け加えるなら圧倒的低価格、ヤフオクや中古屋で1個600円前後で手に入るのも魅力のひとつですね。

 

マイクロエースはそんなLSの金型を引きついで比較的安くそしてデカールを少しグレードアップして販売してくれているんです、3機セットのキットではさらに増槽やパイロン等を追加パーツとしてセットしてくれています。

 

まぁ控えめに言って神ですね。

 

今でも3機セットのF-15F-14は比較的手に入りやすいのでぜひ探してみてくださいな。

 

という訳で前置きはこの辺にして(結局そこそこの長さになっちゃいましたね)いよいよキットを見ていきますよ!
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箱絵は躍動感溢れるカッコイイ1枚になっています。1/144でこんなに素晴らしい物が店頭にずらりと並んでいたのかと思うとあと20年ほど早く生まれたかったと思ってしまいます…
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箱を開けると袋が2つ、クラウンと違ってパリパリした感じの袋に入っています、説明書とデカールの袋、キットが入っている袋に分けられているようです。

 

(どうせふたつに分けるならキズ防止の為にキャノピーはデカールやら説明書が入ってる方の袋に入れて欲しかったなぁ…)


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内容物を並べました

デカール×1

説明書×1

注意書き×1

プラランナー×2

リアランナー×1

 

という内容です
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デカールは至ってシンプル、数個のコーションとラウンデル、機番が印刷されています。

 

機番が自由に変えられるように数字デカールが多めに付属しているのは嬉しいですね。

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説明書及び注意書きです

説明書は超シンプルでわかりやすい感じですが塗装図は当てにならなさそうです、まぁ古いキットにありがちなことなのでしょうがないですね。

 

また最近はネットがあるので1/72やら1/48のキットの説明書を検索して参考に出来ますし大した問題ではないです。

 

注意書きは接着剤の取り扱い等プラモデル作る際に気をつけることが書かれています、LSの頃にはなかったものですが当時の日本では製造物責任法に基づいた訴訟が後を絶たなかったので予防線を張る必要があったのだと思われます。

 

(おかげで最近の工業製品や食品のパッケージは注意書きだらけで美しくなくなっちゃった、消費者の安全は守られてるからいいんだけどさ(´·ω·`))

 

閑話休題

 


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プラランナーです。

 

素晴らしい、ただその一言で十分だと思います(手抜き)

 

…うそうそちゃんとレビューしますよ

 


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誰がどうみたってF-15です、エアブレーキ回りが極初期型の造形なので若干の違和感はありますが機体全体のこのラインは紛れもなくF-15です。

 

この強烈かつ正確なイメージ通りのアウトラインを見たら誰しもLSのファンにならざるを得ません


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機首も素晴らしいです、文句のつけようがありません。これを見てF-15とはなんか違うなぁという人が果たしているでしょうか、いやいない(反語)

 


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ただ古い金型なので大きめのバリが目立ちます、LSの頃にはバリは全くなかったのですがさすがにもう厳しそうですね


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文句をつけるとすれば極初期型のモデルなのでエンジンノズルにアイリス板がついています、F-15はエンジンと共振してアイリス板が外れてしまった事故を受け現在は殆どの空軍でアイリス板が取り外された状態で運用されています(例外:シンガポール空軍、イスラエル空軍)

 

まぁここはエフトイズのものを複製するかマッハスリーさんの所から絶賛発売中の3Dプリントノズルを使えば良いので特に問題ないですね


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また無類のタイヤ好きの由紀夫が気になってしまったのがここ、幼稚園の三輪車だってもうちょっとましなホイールをつけてます笑

ここだけどうしてこんなにテキトーな感じになってしまったんでしょう…

まぁこれもエフトイズのものを複製するなりして解決したいと思います。

 


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そしてこの時代のキットにありがちなコクピット一切無しという仕様、ここはいただけませんね…何とかして改造してやりましょう。
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武装はスパローが4本、パイロンなどは一切無しという男らしい感じになっています、2枚のランナーに収めるためには致し方なのないことだったと思います。



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最後にクリアランナーですがここでもやはりバリが出てきてしまっています、造形自体はΩ型では無いもののバッチリとその特徴を捉えていて文句なしの出来です!

 

という訳で総評は金型の劣化が若干不安だが造形は完璧、極初期型と現用型の物との差をなくしてやる必要があるものの値段とクオリティを天秤にかければ破格のキットです。

 

F-15と言えば技MIXみたいな感じになってますがこれも負けてません、調理しだいではそれ以上のものに化けるでしょう。

 

過去に自分が作ったLSのF-15です
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こちらは海軍型のF-15N、エフトイズのスーパーホーネットデカールを使用し、余っていたF-4の増槽を搭載、翼下にパイロンを追加しました

 

安さゆえに改造しやすいのも利点ですね!
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こちら米空軍のF-15C、エンジンノズルをプラッツのものに変えています

コイツはキャノピーの処理をしなかったのでアレですがキャノピーの隙間さえきちんと処理できていれば技MIXの隣に置いてもそこまで違和感はありません、何故ならこのプラモデルは紛れもなくF-15の形をしているのですから!

 

エフトイズや技MIXの値段が高騰している今、案外狙い目かもしれません

 

そんなこんなでこれにて伝説のメーカーLSのF-15のレビューはおしまいです

 

超オススメなのですが自分が買う分が無くなると嫌なので正直あんまりレビューしたくなかったです笑笑

 

次回もLSの1/144キットを紹介する予定です

 

次回もまた見てくださいね〜ヾ(*´∀`*)ノ