シルバーフォックス 1/144 MiG31 FIRE FOX
はいこんにちは、由紀夫です
前回の投稿から大分間が空いてしまいましたね〜リアルの方が忙しかったんです、いやはや不本意極まりないのですがこればっかりはしょうがないです(´Д`;)
…気を取り直して行きましょうか!今回レビューするのはこちら、1982年に製作されたクリント・イーストウッド氏の映画に登場した架空機、ファイヤーフォックスのプラモデルです。
一定の世代にはグッと来るアイテムなのでは…?「ロシア語で考えろ」って言うアレです笑
ファイヤーフォックスは今まで1/144のみならず、スケールモデルがレジン製のガレージキットしか存在しておらずその入手&組立難度、ガレージキット特有の価格からなかなか欲しくても手が出せない人が多かった機体なんですよ、それが満を持してこの平成の終わりにプラキット化され何と従来品の価格の1/3程で発売されたんです、少年の日にこの映画を見た人々にとってはまさに待望のプラモデルという訳ですね。
そんな期待を背負って登場したこのキットじっくり見ていきましょ〜う!
まずは箱です、エヴァのゼーレのモノリスみたいな真っ黒な箱に入っています。
Amazon限定販売のこのキット、やはり店頭に並ぶキットと違う雰囲気で新鮮です。
箱を開けるとこれまた真っ黒なキットが姿を現します、キットの内容は
プラランナー×2
クリアランナー×1
説明書×1
デカール×2
となっていました。
やはり最近のキットだけあってキチンとランナー事に包装されていますね。
今回のキットにはパーツに番号が振られていて前作のグリペンからの進歩が伺えます。
プラランナーの表面は梨地とツルツルキットとの間のような感じで塗料の食い付きが良さそうです。
筋彫りは若干太めなような気もしますが映画の中の機体もこの位だったのでイメージ通りですね〜白系の機体色だったらさぞスミ入れが捗ったことでしょう(しかしこいつは黒いのだ…)
特徴的なノズル周りの造形は原作に忠実です、特に由紀夫的にはノズル内部の造形がお気に入りです、まさに思い描いたジェットエンジンって感じでシンプルにカッコよくないですかい?
続いて座席です、映画の中ではほぼ映らなかった座席ですがかなりそれっぽく立体化されてます、シートベルトがないのも原作通りで納得の仕上がりですぞ( ´ω` )/
はい出た!由紀夫のこだわりポイントの前脚です、細かな彫刻が精密感を演出していてとても良いのですが拡大するとスポークに歪みがあるのが見て取れます、うーむどうしたものか…
困った時は力技☆という訳でとりあえずデザイナイフの側面で優しく押してあげたら上手いこと直りました!極細のピンセットやなんかでも直せると思うのでお試しあれ。
まぁあれだ、スポークが折れる可能性がある訳だから自己責任でオナシャス by由紀夫
恐らく金型から抜いた後何らかの事情で歪んでしまったのでしょう、こんな歪みはそもそも見えねぇ気にしねぇ!って方と、そもそも飛行状態で組むから車輪要らねぇ(゚σA゚)って方はスルーしても構わないとこだと思います。(由紀夫が人一倍車輪に対してめんどくさいやつだということをお忘れなきよう…)
さてさて車輪コーナーが長くなってしまいましたがそろそろ次のパーツへ…
こちらがエンジンブレードです、完成後にチラッと見えるパーツです。銀に塗装すればブンドド中にキラっと光るのが見えて堪らないに違いありません笑
こういう遊び心って言うんですか?こう子供心をくすぐるモノって最近減っちゃいましたよね…(他のメーカーさんもエアインテークから続く管の造形とかこだわってくんないかなぁ)
続いてこちら、キャノピーです、物凄い透明度です笑
今回もこのメーカーさんは塗装や接着に失敗してもいいように2つキャノピーを付けてくれてますね。モデラー目線の配慮めっちゃ有難いです。
最後にデカールです、大きな赤い星のラウンデルにコーションと尾翼に貼るマークが付属しています。
やっぱりソ連軍機と言えばこの真っ赤な星ですよね!
貼り付け指示を見たところ少し多めに付属しているようです。ここにもモデラー目線の気遣いが見て取れます。
さてさて組み立て前のレビューはここ迄です。これから実際に組んでみたいと思います!
まずは胴体&主翼の切り出しです。
主翼と機首の部分はゲートが何やら挑戦的な位置にあるので慎重に行きますよ〜
まずは出来るだけ本体から離れた場所をカットしましょう↓
次に主翼のゲート跡を処理します、デザインナイフで縁に沿ってカットしたら…
裏面の残った出っ張りを数回に分けて丁寧に切除します、この時デザインナイフの歯を入れる角度に気を付けないと主翼前縁がえぐれてしまうのでくれぐれも注意して下さい。
上手く行けばこんな感じになります(写真右側が処理後、左側は未処理)↓
次に機首のゲート跡の処理です。
機種下面のパーツも主翼同様目立つ部分なので慎重に慎重を重ねて行きます。
ある程度までゲート跡を削ったら残りは無理せず金ヤスリで平らにしましょう
平面になったなと思ったら前方にゲート跡が突き出していても削るのをやめましょう
機首上面のパーツは若干ゲート跡を残し気味にした状態で一旦加工をストップします。
ここ迄出来たら残りのゲート跡はテキトーに処理します(投げやり)
ゲート跡が適切に処理できていればこのように裏面に綺麗にパーツが収まるはずです
機種部分にはダボがないのでズレに注意しながら接着剤で貼り合わせます
機首の接着が出来たら残ったゲート跡を金ヤスリで削り落とします、こうすることによって機首がえぐれてしまう&隙間が空いてしまうのを防ぐことが出来ます
次は下面のエアインテークの取り付けです、特に気を付けることはないですが念の為仮組みをして干渉しそうな凹凸があれば削っておきましょう
凹凸を無くしたら接着です、接着剤の付けすぎには気をつけたいところ…
続いてエンジンノズル周辺の組み立てです
ここのパーツも油断すると隙間が空いてしまうので、
ヤスリで断面を整えてあげると確実に組めるかと思います
断面を整えたことによってぴったりと合うようになりましたね。
これが済んだらエンジンノズルを好みの色に塗装して嵌め込み…
機体に接着します。
お次は上部のエアインテークの取り付けです
このパーツにはそれなりに目立つ位置にパーティングラインがあるので
ヤスリで削り落とすと完成後の見栄えが変わってきます。
ここの部分の加工が終わったらノズル同様に塗装したエンジンブレードを嵌め込んでから本体に接着します。(由紀夫はブレードを組み込み忘れたんで接着したのを無理やりひっぺがしたのだ…)
次に機体下部の安定翼を取り付けます、ダボがしっかりしているので確実に左右同じ角度で取り付けることができます。
この時パーツの向きに注意しましょう
安定翼を取り付けたら垂直尾翼を取り付けます。
こちらも大分取り付けやすいですね、外側に傾いた尾翼の角度って意外と左右対称にするのが難しいのですがこのキットはちゃんと角度が決まるような設計になっているので安心です。
ここまで出来たら足カバーを取り付ける前にマスキングをして脚庫内部の塗装をしてしまいましょう。
ついでに降着装置も塗装しちゃいます。
塗装が出来たら説明書に従って取り付けます
キャノピーは切り離す前に塗装を済ませておくと楽です。
キャノピーは縁を黒く塗ることで厚みが気にならなくなります、お試しあれ!
これで完成でも良いのですが個人的な好みでパネル事に色の変化を出してみました。
油性のカラーペンで機体に色を塗るとお手軽にできるのでオススメです!ぜひ色んな色で塗ってみてください
(画像の機体はメタリックカラーのダークアイアンをベースに適当に調色したものを塗ってます)
後は付属のデカールを貼って完成です!
(自分は国籍マーク以外にコーションマークを貼ってカスタムしちゃいました笑)
うーんカッコイイ!!120点!!!
キャノピーがなんの加工もしなくてもツライチになってくれるおかげでかなりカッチリ決まりました。
やっぱりデカール貼ると大分印象が変わりますねぇ。
実在する機体と比較してみるとファイヤーフォックスがいかにスタイリッシュな飛行機か分かりますね、実在する機体はなんだかずんぐりむっくりに見えます
まとめ
組みやすくてカッコイイ、文句なしのキットでした。
1/144でこの価格かぁ…と思った方もいると思いますがこのサイズと組みやすさを考えればこの値段で十分に納得できる内容です。
このキットはGW明けの販売後再販時期が未定との事なのでまだ手に入れていない人は是非買ってみてください!(ダイマ)
ではではまた次回も見てくださいね( ´ω` )/
HMA 1/144 JAS39 グリペン レビュー
はいこんにちは!由紀夫です(ง°̀ロ°́)ง
今回はHMAさんのグリペンのレビューをしていきますよ
まずは箱です
シンプルな薄い白い箱に入ってます
こういった箱はネット販売のキットならではのものですね、店頭で販売されている模型の箱とは違った雰囲気で面白いです( ´ω` )/
中身はこちら
丁寧にランナー毎に袋分けされています
内容物は
ランナーⅹ2
クリアーランナーⅹ1
デカールⅹ1
説明書ⅹ1
以上になります
ランナーに番号が振ってないですがそこまで複雑なものでもないので問題ないでしょう
なかなか綺麗なモールドが入ってますね、若干太めですが筆塗りモデラーの私としてはありがたいです笑
武装はそこそこ充実してますね、ミサイルが3種類付属してるみたいです、これは嬉しい!
ぉぉおおお!!私のレビューではいつも足周りのことに注目しがちですが今回の車輪は特に目が離せない!ホイールのサイズやモールド、分割線の位置などがかなり好みですね!
タイヤは恐らくですが自重で変形した形を再現していると思われます、いやーこだわりを感じますね
そしてあのタイヤのインパクトをゆうに超えてくるエンジンノズル!!!!このノズルだけ何個も欲しいくらいです笑
どこのメーカーのエンジンノズルものっぺりしていて迫力に欠けますがこれはオーバースケール気味にノズルのパネルを表現していてかなりカッコイイです
お次はクリアーパーツ
程よく薄いですね、ちゃんとアンダーゲートになってますし全くもって文句のつけようもないです笑
デカールです
特定の部隊のものという訳ではなく、どうやら自分で数字を組み合わせて貼らなければならないようです
Google先生の力を借りなければいけないですね…チョットメンドイ(´Д`;)
最後に説明書です
ランナーに数字が振られていないため説明書には手順を示す以外の数字が全く出てきません、見た感じLEGOの説明書に近いものを感じますね☆d(´∀`*)
まぁフィーリングでなんとかなるでしょう
と思ったのもつかの間、説明書をよく見てみると塗装指示やデカールの貼り付け位置等の情報が一切見当たりません…しかし情報なんてネットに幾らでも転がっているのでそれを頼りに塗ったり貼ったりすれば何とかなるはず…
というわけで早速組み立ててみたいと思います!
このキットはABS製ですがミスターセメントSPという接着剤を使用する事で普通のプラモデルと同じように作ることができます
コクピットをランナーから切り離して、パーティングラインをデザインナイフでこそぎ落としました
塗装色の指示はないので自分の独断と偏見で色を決めていきます笑
コクピット全体の色はMr.Color18番
シートのクッションはMr.Color122番
シートの頭部のクッションはMr.Color121番
シート脇のスイッチ類が並んでいる部分はMr.Color306番
シート側面の赤い警告マーク?はMr.Color327番
というふうにして塗ります
同時に機首パーツの内側もMr.Color18番で塗っておきます
塗りました、なかなかいい雰囲気です
塗料が乾いたら説明書に従ってコクピットと機首を組み合わせます
ここの組み立ては何も気にせずサクッと組めました
次にエアインテークを機首に組み合わせます
ここで筆者は1度エアインテークの左右上下を間違えて接着しかけたので皆さん説明書の絵をよく見ながら注意して組み立てて下さい笑
それが出来たら今度は胴体の上下を貼り合わせます
さらに上下を組み合わせた胴体とを機首部分と合体させます…が!
ここが最初の難関、ここの作業はすり合わせをしっかりしないとエアインテークから胴体
にかけてのラインに段差が出来てしまうので要注意です、胴体側のパーツを少しずつ削りながら調節しましょう、何度もヤスリやデザインナイフでピタリと合うまで調整すれば完成度がかなり上がりますから頑張りましょう╰(‘ω’ )╯三
次にノーズコーンを接着します
ノーズコーンにはガイド用の出っ張りが着いていますがそれを切り取り、紙やすりで接着面が平らになるように削った方が隙間が少なく見栄えが良くなります
コツとしては大根おろしのように紙やすりではなくノーズコーンを動かして削ると平らな面を作ることが出来ます
機体にピタリと合うまで削れたら接着しましょう、意外と頑丈にくっつきます
続いて垂直尾翼を取り付けます
垂直尾翼の根元にはある程度の溝ができますが塗装すると目立たなくなるので修正したい気持ちをぐっと抑えましょう、余程腕に自信がある方でないとパテを使った溝の修正には悲惨な結果が待ち受けています(経験者談)
まぁ失敗しないと模型は上手くならないのでどうしても隙間を埋めたいという方は止めませんがヽ(´Д`;)ノアゥ...
エアブレーキはこのキット最大の難所ですがデザインナイフで調節したりMr.セメントSPで溶かしながら上手くはめてあげましょう、エアブレーキを取り付けたらエンジンノズルを取り付けます、ノズルと胴体の隙間も塗装するとそこまで目立たなくなるので触らない方がいいかもしれません笑
画像を見ると既にカナード翼を本体に接着してしまっていますがカナード翼はランナーから切り離さずに塗装して、完成直前に本体に取り付けた方がいいと思います、塗装や他の作業中めっちゃ邪魔だったんで(経験者は略)
脚とパイロン、キャノピーを付けたら次は機体の塗装に入ります
機体の塗装には
下面Mr.Color338番
上面Mr.Color306番
を使用しました
塗装の境界線はフィーリングでやりましょう、一応参考に私が作ったものを載せておきますが資料的価値はほぼ無いです笑
また航法灯などは
Mr.Color313
Mr.Color323
Mr.Color327
を使用しました
エンジンノズルは
Mr.メタルカラーのステンレス
で塗装しました
武装は適当に組み立て塗装します
1番大きいミサイル
Mr.Color305番
先端のみMr.Color18番
太めのちっこいミサイル
白ならなんでもいい
サイドワインダーっぽい形のミサイル
白ならなんでもいい
先端のみMr.Color18番
とこんな感じで塗りました
ミサイルに関してはほんとに適当なのでちゃんとしたものが作りたい人はネットで画像検索をするなり1/72等のプラモデルの説明書を参考にするなりしてください
次にデカールを貼ります、かなり薄くて印刷も綺麗なデカールですがのりが弱めなのでマークセッターを使用することを推奨します
皆さんデカールの貼り付け位置が分からなくて困るかもしれないのでエフトイズの説明書を参考画像として貼っておきますね
最後にスミ入れをして綺麗に拭き取ったら完成です!!
いやーカッコイイ!!!!
素晴らしいキットです、レ〇ルの古いなんちゃってグリペンではなく本物のグリペンです!
ABS製とはいえMr.セメントSPのお陰で普通のプラモデルと同じように組めるのでABSという所で引っかかっている人は心配しなくても大丈夫です笑、また塗装に関しても普通にサフ無しでMr.Colorで筆塗りが出来たのでほんとにABS製ということは気にしなくて大丈夫です
今回のキットの総評
説明書に塗装指示等が無かったのは残念ですが1/144唯一のグリペンのキットとして相応しい出来のプラモデルだと思います、すり合わせさえ丁寧にこなせばパーツが歪んでいて合わないなんてことはないので安心して組めるものでした
とこんな感じですかね、初心者には難しいキットかと思いますが2個セットなので1個目はダメにしてしまう位の気持ちでスキルアップ用に購入してみてはいかがでしょうか、また上級者の方は合わせ目を全て消したり筋彫りを1からし直しても面白いかも知れませんね
キットの購入はこちら↓
接着剤の購入はこちら↓
ということで今回のレビューはここまで!
次回はどうするか全くもって未定です笑
まぁ書くことには変わりないので次回もまた見て下さいね( ˘ω˘ ) スヤァ…
クラウン 1/144 ダッソーブレゲー・ミラージュF1C レビュー
はいこんにちは由紀夫です
今回はこちらのクラウン製の1/144ミラージュF1Cのレビューをしていきます
箱絵の機体の迷彩色はなんなんでしょうね?見た事ない色です笑
箱を開けると説明書以外は全て1つのビニール袋の中に入っていて、クリアーパーツに傷がつかないか不安になるパッケージングです…果たしてクリアーパーツは無事なのか!?
キットの内容物は以下の通りです
説明書×1
デカール×1
クリアランナー×1
プラランナー×3
今までレビューしてきたクラウン製の1/144飛行機よりランナーが1枚多いですね、パーツが多いということは精密になっているに違いありません!
まずは説明書、シンプルでわかりやすいものですがデカールの貼り付け位置の指示が無誘導爆弾の着弾位置レベルでアバウトなのはちょっと困りますねヽ(´Д`;)ノアゥ...
次にキャノピーです
それなりに薄く好印象です(ง°̀ロ°́)ง
しかし、
しかしです
冒頭で危惧していたことがやはり起きていました…
他のランナーと一緒にひとつの袋に入っていたせいで傷だらけです、なにかで綺麗に磨いてあげないといけませんね
〜🎶(深刻そうなBGM)
…でも紙やすりやコンパウンドで磨くのはちょっと大変…
そんな貴方に株式会社ゴッドハンド様から絶賛好評発売中の神ヤス、これを使えばコンパウンド無しでも鏡面仕上げができます!
しかもスポンジに布ヤスリを貼り付けている構造なので水研ぎOK、さらに抜群の耐久性を誇るので1度買ってしまえば数十個のキャノピーを磨くことが可能です!
「凄いわジョン!傷がみるみるうちに消えてくわ!」
「HAHAHAそうだろうジェファニー!これさえあれば簡単にキャノピーを磨けるのさ!」
なんと今ならAmazonにて2個セットで送料別税込1080円!!お申し込みは0120-〇〇〇まで!
(ショッ〇ジャパン風ダイレクトマーケティング)
はい、長めの茶番終了です。
ちなみに神ヤスはマジでオススメなのでまだ試していない方は是非お試しください笑
by由紀夫
気を取り直してデカールですが国籍マークと部隊番号?のみです
物足りない気もしますがまぁこの年代のキットでは平均的な内容です
次に主翼です、上面に若干のヒケが見られますが全面繊細な凹モールドでなかなか良い雰囲気です
前縁、後縁共に薄く成形されておりヤスリで修正する必要も無さそうです( 'ω')
見て下さいこれ!精密なホイールとタイヤです!!飛行機を着陸状態で作ると何気に目立つのがタイヤなんですがこれなら加工しなくてもかなり見栄えするに違いありません笑
そしてそれを上回る出来の主脚と前脚!シャープで精密です、強度的な不安はありますが上手く取り付けられればキット全体をビシッと引き立ててくれるしっかりとした造形です
眺めているだけでテンションが上がってきますよ(ΦωΦ)フフフ…
さらにさらに、吊るし物も充実していて
短射程空対空ミサイル×2
大型対艦ミサイル×2
ロケット弾ポッド×4
増槽×1
これだけあればアフターパーツを使用せずともフル武装で完成させることが可能です!
素晴らしい👏幸せすぎます!
キットの総評としては今までのクラウン製1/144ジェット機とは一線を画す出来のキットですね、1/144唯一のミラージュF-1Cに相応しい出来ですよ(๑•̀ㅁ•́ฅ
さすがにRevell等には劣りますが古いエフトイズの食玩よりは良いものだと思います(個人の感想です笑)
うん、文句なしにクラウン製1/144ジェット機のベストキットだね、ヤフオクやらその辺の中古店で売ってたら是非手に取ってみて欲しいな by由紀夫
という訳で今回のレビューはここまで、次回はいよいよクラウンの往年のライバル、LSのキットのレビューをしていきます!
次回もまた見て下さいね( ˘ω˘ ) スヤァ…
クラウン 1/144 ジェネラル・ダイナミクス F-16A
はいこんにちは由紀夫です。
前回までは東側の、しかも全部Migの戦闘機(攻撃機)でしたね。
そろそろミグシリーズはお腹いっぱいになってきた頃でしょう笑
てなワケで今回は西側の戦闘機にお出まししてもらいます。
今日の機体はこちら!
「基地に恋人が居てプロポーズしようと花束とか買っちゃってる人が乗っていた戦闘機の初期型」
です(おい)
失礼しました、ジェネラル・ダイナミクスのF-16Aです。
PJの乗ってる機体はC型なんで残念ながらコレとは違うんですよぉ。
PJと言えば自分はZEROのこのシーンが大好きです⬇唐突
AWACS《警告、アンノウン急速接近!ブレイク!》
PJ《ぬううん!!(迫真)》
ドゴォン…
PIXY《よう相棒、まだ生きてるか?》
この時のピクシーのラスボス感半端ないですよね笑しかもPJの仇!!みたいな感じでかなり燃えますし…
はい、ちゃんとレビューしましょう。
箱はいつものやつです、この箱絵は確か古いRevellのキットにも使われてましたね、あれのキャノピーの形と言ったら…(超絶苦い記憶)
はい、箱を明けるとこんな感じです、パーツやデカールは1つの袋にガサッとはいってます。
内容物は説明書×1、デカール×1、クリアランナー×1、プラランナー×2です。
まずデカールですが試作機用のデカールしかないようですね、それにコーション類も見当たりませんまぁ古いキットなんで、しょうが無いですね。
キャノピーです。
箱絵が古いRevellのF-16と一緒だったんでかなり不安だったんですが予想を翻してかなりまともな形をしてます。
これには思わず由紀夫もニッコリ
古いRevellのF-16のキャノピーは柿の種の如くひらべったい造形で見るに堪えないものでした、もしかしたらまだ柿の種をつけた方がそれっぽいかも知れません。
気になった人は上手いことググってみてください、きっとビックリしますよ。
吊るし物は増槽が三本とミサイルが2発でした、多分サイドワインダーなんですけどミサイルはかなりシャープで安定翼が薄い点は好印象です。
しかしほかのキットのサイドワインダーと比べると本体の太さが足りてない感じですね(そこはシャープじゃなくて良かったなぁ)
後は機首のピトー管がかなり良い出来だったり意外にもちゃんと座席のパーツが付属していた事にビックリしました。
さて胴体&水平翼です。
皆さん、この画像を見て何かお気づきになった事は無いでしょうか?
あなたの頭の中でF-16の胴体を思い浮かべて下さい…
見えてきましたか?
F-16の胴体を想起するとまずあのグラビアアイドルのような特徴的な機体背面のくびれが思い浮かんで来ると思います。さらにそこに浮かび上がる腹筋の割れ目のようなアクセスパネル…
しかしこのキット、全くクビレがありません。そう全くクビレがない。しかもアクセスパネルのモールドも無いですヽ(´Д`;)ノアゥ...
F-16の色気の50%をここで喪失していると言っても過言では無いでしょう。
後は機首次第ですが組んでみないことには分かりません…
しかしきっと完成しても背面のクビレが無いと色気は出ないでしょう ( ´•ω•` )
という訳で組んじゃいました笑
うん、組みあがると機首やノズルもいい感じですし背面も特に気にならないっすね、色気ムンムンです。(手のひらクルクル)
組んだ感想と致しましては
- 機首が2分割されているのですり合わせが大変だった(400番のヤスリで整えるレベル)
- インテーク周辺の分割が独特で組みにくいのとバリが結構あった(これも400番のヤスリで整えた)
- キャノピーのランナーから切り離した跡がかなり目立ったためヤスリとコンパウンドで消す必要があった。
- 主脚はかなりいい感じだったが前脚は角度がつきすぎていたので適度にカットして調整した。
- 機体後部の安定翼の取り付け穴が大きすぎるので穴埋めが必要
とまぁこんな感じでした。
全体的にそこまで酷いズレはなかったので比較的直ぐ形になりましたね。パーツ数が少ないのもGood
総評:最新キットには劣るが完成すれば見れないもんでもない、時代相応の出来で大変満足
最後に極東に住んでいるハーフの親戚とのツーショットをオマケで載せときますね笑
(特別出演、カフェレオ製F-2B)
うーんカフェレオ製のF-2と並べても遜色ないなぁ、これはいい物が出来たぞ(o^^o)
もちろん本当はカフェレオの方が圧倒的に精密だよ、でもやっぱり自分で1から組んだ模型はどんな物でも愛着湧くし贔屓したくなっちゃうのがモデラーの性なんじゃないかな?
by由紀夫
今日のキットのレビューはここまでとさせていただきます。
次回はフランス空軍のミラージュF-1を紹介していきます、良かったらまた次回も見てくださいね( ˘ω˘ ) スヤァ…
クラウン 1/144 Mig-25 フォックスバット
はいこんにちは、由紀夫です。
前回から引き続きクラウンの1/144キットを紹介していきますよ。
はい、まずは箱
Mig-25が青空と大海原をバックに飛行しているカッコイイ箱絵ですね
箱の中はいつも通りで前回と全く変わりませんわ、キットの内容物が全て1つの袋に収められています。
はい袋の中身ドーン!!
説明書×1、デカール×1、プラランナー×2
クリアランナー×1 以上ッ!
分割はほぼアリイと一緒、凸モールドでざっくりとした雰囲気です。
多分ベレンコ中尉亡命事件の機体番号だな
クリアパーツもいつも通り分厚くて透明度の高いものです。今回もちゃんとモールドが外側にありますよん(ホントになんでMig-21は内側にモールドがあったんだよ…)
しっかしこのキャノピー実機より若干幅がある感じがしますねぇ、不安になってきました。
不安的中!!←中国語っぽいね(どうでもいい)
主翼と胴体の間に謎の段差が…これは一体?
実機の画像は著作権的なことで載せませんが調べてもらえば分かると思います、本物は主翼と胴体はツライチなんです(T ^ T)
これは改修が大変だ…
更に胴体中央の出っ張りがカマボコみたいで美味しそうな造形になってます、本物は断面が綺麗な半円なんですけどこれはカマボコ、明らかにカマボコです、カマボコ同様板から剥がせということなんでしょう└(՞ةڼ◔)」
はぁ…これも改修に手間取りそうです。
とここまで悪口みたいな事言ってきましたがこのキットにもいいとこあるんですよ!
見てくださいこの気合いの入ったホイールのモールド!
この時代の1/144キットでちゃんとホイールにモールドが入っているのは珍しいですよ!
しかも割と実機によく似てます、あとはタイヤに横方向の溝を入れればOK、ホイール自体は特に改造の必要は無さそうです。
ん?主翼とかカマボコはどうしろって?他はまぁ作る人の技量で何とかしてください、主翼の改修にはエッチングのこぎりが必須だと思うのでタミヤのでもなんでもいいからとりあえず用意しましょう。
東西冷戦の最中のキットなんですから多少の間違いはしょうがないです、むしろ1/144でキット化してくれていることに感謝しなければいけません。
ち・な・み・に
東西冷戦が終結しソ連軍の全容が次第に明らかになりつつある現代において、なんとこの金型はあの悪名高き?ミ〇クラフトでまだまだ現役です。
お値段なんと1728円!!
ウッソだろお前、これは知らないで買った人がキレるやつや…ミ〇クラフトさん、流石に似てない金型の模型をその値段で出すのはちょっと…( ´•ω•` )
クラウンの頃の値段の8倍近(ry
みんな!ミ〇クラフトの模型全てがダメって言ってる訳じゃないし、いいキットもある(はずだ)から由紀夫がイマイチな評価をしてたってメーカーに言っちゃダメだぞ♡
by由紀夫
とまぁそんな訳でクラウンの1/144Mig-25はソ連軍の様子が鉄のカーテンに閉ざされ、さらにネットも無い時代に職人が必死に資料をかき集め作り上げた味のあるキットです。
皆さん組み立ててみたいな〜と思ったらぜひミニクラフトのMig-25をお買い上げください。
1728円(税込)ですよ!
…そんな訳で今日のレビューはここまで、次回はいよいよ西側の機体を紹介していきます、比較的資料に恵まれていたはずなので期待が持てますね!
ではまた次回も見てくださいね( ˘ω˘ ) スヤァ…
クラウン 1/144 Mig-23 レビュー
はいこんにちは、由紀夫です。
今回は前回に引き続きクラウンの1/144キットをレビューしてきいます。
まず箱絵ですが2機のMig-23がブレイクしているのか別々の方向に旋回しているものが描かれています。
同じシリーズなだけあってMig-21同様キャノピーとデカールはプラパーツと分けられていません。
キットの内容物は説明書×1、デカール×1、クリアランナー×1、プラランナー×2となっています。総パーツ数は38個です。
キットは凸モールドで主翼が可動するギミックがあります。
ギミックと言えば可変翼機のプラモって大体主翼が可動するじゃないですか、完成した後カッコイイからって開閉しすぎて塗装はげちゃった…なんてことないですか?由紀夫はF-14とトーネード、アカデミーのMig-23で3度やらかしてます( ´•ω•` )さらに積みプラの中にTu-160とB-1A、Tu-22があるんですよ、多分これも完成させた後に塗装はげるまで開閉させますよ笑その他可変翼機の有名どころだとSu-17がありますよね、これの1/144キットは翼が可変するギミックがなくて物足りな…(ry
閑話休題ヽ(´Д`;)ノアゥ...
下部のフィンは展開した状態のパーツしかなく着陸形態で作った時に干渉しないか心配です、アカデミーのMig-23は加工しないとフィンがつっかえてケツが浮くんだよこれ(^ω^#)(怒りの由紀夫)
キャノピーはMig-21同様分厚いながらも高い透明度を誇っています、ただMig-21のと違ってちゃんと外側にモールドがあります。
手前の色塗ってあるのはアカデミー、奥のやつがクラウンのMig-23
レビューなのに組まねぇのはおかしいだろ、と思ったのでとりあえず仮組み、感想はすり合わせせずとも隙間ができず、酷い段差も無かったので組み立てる時にストレスを感じ無かったというところですかね。
⬆つまり組みやすかった
プロポーションですがアカデミーのキットと比べると明らかにブレンデッドボディー前縁が膨らみすぎです、また可変翼の付け根のとんがりがかなり小さいですね。
しかし聞くところによるとこのキットはMig-23の試作機を参考に作られたらしいのでもしかしたら主翼やらなんやらは試作型として見た場合は正しいのかも知れません。
何がともあれスケールがちゃんと1/144なので一安心、なんであんなにシンプルな形状のMig-21のスケールを間違えたかなぁ?(多分鉄のカーテンのせいだと思うけど)
総評、大変組みやすいキットですが胴体のプロポーションがかなり怪しいためあんまりオススメ出来ません、ただ機首の造形はアカデミーより100万倍マシなのでアカデミーとニコイチするといいかもしれません。
と、今回のレビューはここまで、魅惑の手動可変翼機Mig-23でした( ´ ω ` )
次回はMig-25を紹介します、良かったら見てくださいね( ˘ω˘ ) スヤァ…
クラウン 1/144 Mig-21PF レビュー
こんにちは、由紀夫です笑
今日は大量にGETした1/144クラウン製プラモデルの中からMig-21PFをご紹介します!
箱は白を基調としたシンプルなデザインです。
キットはしっとりした触り心地のビニール袋の中に収められていてキャノピーもデカールも特に分けられることなくそのままガサッと入ってますね笑
キットの内容物、説明書×1、デカール×1、クリアランナー×1、プラランナー×3
分割も至ってシンプルですが機首のエアインテークとショックコーンが一体成型になっているのには驚きました、モールドは凹凸混合でほぼ凸モールド、総パーツ数は30個です。
キャノピーはそれなりの分厚さですが透明度は高いです、ただ何故かモールドが内側にあるという謎仕様Σ(゚д゚;)
デカールはソ連軍、イスラエル軍、ベトナム軍の3種類から選べるようですがズレが酷いですね…
まぁまだ組み立てていないのでなんとも言えませんがバリもなく組み立てやすそうなキットです…
…とここまではまぁ年代的に及第点と言える感じだったんですけど調べてみたらこれスケールが1/144じゃなかったんです!!
(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!!
なんとスケールは約1/128…割と大きさ違うじゃん、由紀夫ショック…( ´•ω•` )
写真はカフェレオの1/144Mig-21PFとの比較画像なんですけど全長がショックコーンひとつ分でかいのがわかるかと思います、また主翼や水平尾翼も一回り大きかったです(垂直尾翼だけは何故かスケール通り…なんでやねんΣ\(゚Д゚;))
という訳で1/144として制作する時は全長やその他もろもろを少しばかり縮めないといけないようです。
仕方ないね、古いキットだからね笑
ちなみにこのキットの金型、レベルやミニクラフトを転々としており、ミニクラフトのキットは現役で販売中1200円(税抜き)です。
ちなみにAmazonだと品薄みたいで定価よりさらに値段上がってます。値段見てみたい人はどうぞ、リンク貼っときますね。
1/144じゃないのにいいのかミニクラフトよ…しかも高(ry
by由紀夫
こんなこと書いたらミニクラフトさんに営業妨害で訴えられかねませんね笑
てなわけで今回のレビューはここまで!そのうち制作記もあげるからよろしくねー
次回は同社製のMig-23を紹介します、良かったら見てくださいね( ˘ω˘ )スヤァ…